ドラッグストアの立地は便利性を重視する

ドラッグストアの立地は便利性を重視する

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小売業というのは、立地が大きく成功の可否を左右します。7割は、その要素で決まります。価格や商品、販促など戦略は変更可能です。しかし、立地戦略は、長期にわたる投資も伴います。簡単に転換することはできません。

 

ドラッグストアの立地は便利性を重視する

 

立地が店舗の成功を決める

 

店舗が成功することは、立地条件は最大のポイントといってもいいでしょう。継続できるのも、優位性を競合に持つのもすべてここから始まります。立地を決断するには、的確かつ慎重さが必要とされます。立地選定には、3ステップがあります。

 

@エリアの選択

ドラッグストアの戦略には、エリアにはドミナント戦略があります。地域集中型の出店を行います。知名度を上げて信用度を面で抑えていきます。店舗の運営や管理、配送センターの効率的なローコスト経営につながります。競合に対する優位性は高まります。さらに、地域特性もつかみやすいため、的確な商品、価格、販促戦略を打つことができるのです。

 

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A商圏の選択

商圏というのは、店舗の潜在的な顧客のいるエリアのことです。コンビニエンスドラッグの場合、商圏は交通手段(車、自転車、徒歩)で10分以内、商圏人口は2万人、(場所により1万人)程度です。

 

ミニドラッグでは少し小さく、バラエティドラッグは逆に大きくなります。スーパードラッグは15分、メガドラッグは20分と設定されます。ドラッグストアの種類、大きさなどで違います。

 

B地点の選択

適切敷地判定は、3つのポイントが重要になります。第1は視認性、つまり客にとって店が見つけやすい位置にあることです。第2はアクセス性。どれくらい便利に来店できるかということ、パーキングのしやすさは重要です。

 

高齢者社会ではより近所の便利な店で、必需品を購入するのです。第3は収益性です。オープン後3年以内の黒字化、不動産分配率が20%以内の可能性をチェックします。

 

 

ドミナント展開
特定地域に集中的に出店することにより、地域内出のシェアを高め、他社との競争優位性を高めること。店舗密度が高まることで物流コストの軽減、顧客の認知度を高める紅葉もある。

 

商圏人口
商圏内にすむ総人口




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