レジ前陳列商品で、買い忘れを思い出させる

レジ前陳列商品で、買い忘れを思い出させる

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レジ前は、清算のため行列を作り待ちの時間があります。そこでは、買い忘れを思い出すのです。価格よりも買いたいものを、購入する売り場です。しかし、ドラッグストアでの有効利用は、あまりされていないようです。

 

レジ前陳列商品で、買い忘れを思い出させる

 

衝動買いを促すレジ前

 

50%の顧客は、「レジ前での買い物をする気がある」という調査結果があります。しかし、実際は20%程度の人に留まっているのです。レジ前は、必ず客が通過する場所です。時間があるためレジ周りを見回して、買い忘れを購入します。そのときは、価格よりも必要なものという意識で衝動買いの傾向が強いのです。究極の衝動買いの場であるといえます。

 

レジ前商品購入の客は、70%が衝動買いです。買い物終了時は、節約志向が緩みます。レジ前に並ぶ頃は、衝動買い心理状況でもあります。そこにはディスカウント商品ではなく、衝動買いしやすい商品、使用頻度の高い商品、粗利益が取れる商品を並べます。

 

具体的には、バッテリー、雑誌、かみそり、ライター、ガム、キャンディーなどをいいます。

 

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高級品も衝動買いしてしまう

 

レジ前商品は、従来は低価格品でしたが、最近は季節性があるものやユニークな特徴を持つ高額商品なども陳列されます。こうした商品によって、レジ前は華やかに見えます。客に魅力ある店として映るのです。

 

消費者も最近では、躊躇なく高額商品に手を出します。3000円近い話題性のある商品、目薬、傷薬、胃薬、風邪薬などの季節性のある商品、ダイエットや歯を白くするようなユニークな商品などをシーズンにあわせて陳列すると売れていくのです。

 

やはり、お客をあきさせないことが重要です。ですから、常時性のものは、6ヶ月毎、短期回転商品は2週間ごとに入れ替えます。それらをミックスして陳列しておきます。レジが混むと購入が減ります。商品が見にくくなる事と、自分の順番に気が行ってしまうからです。

 

 

レジの位置
コンビニエンスストアのレジの位置は、入り口の真正面ではなく、左右どちらかの横にあります。お客と正面から視線を合わさずに、しかも店員がお客の存在を認識できる角度になっている。ドラッグストアも同じような配置になっている。




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