ドラッグストアでの日用品や食品の品揃えについて

ドラッグストアでの日用品や食品の品揃えについて

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ドラッグストアの業態特性は、「HBC+コンビニエンス」です。ヘルスという健康関連部門、ビューティという美容関連部門と便利性が必須です。

 

ドラッグストアでの日用品や食品の品揃えについて

 

上位にくる価格、品揃え

 

便利性というのは、多くの要素があります。アクセスの便利性、すなわち「家から近い」「駐車しやすい」がそうです。また、「店内の便利性」、「通路が広い」「陳列が見やすい」もそうです。「品揃えの便利性」、「日常生活に必要な商品の多さ」もあります。

 

品揃えの便利性について見てみます。「ドラッグストアで日用品、食品を購入する時に重要視すること」の質問には、「価格の安さ」がトップです。日用品67%、食品52%でした。ドラッグストアの商品は、安いとのイメージから来ています。

 

年代別で見ると、また違いが見られます。50代女性は、価格重視はやや低下します。さらに、ドラッグストアで食品は購入しない回答が1/4あります。最近では、食品の取り扱いが大型店で増加しています。しかし、主婦層では「ドラッグストアは食品購入の店舗ではない」という認識です。

 

 

このように日用品、食品はドラッグストアへの来店頻度を上げるための商品ですが、生鮮食品はドラッグストアでは購入されにくいものです。今までの慣習から、生鮮食品のルートはスーパーに優位性があります。

 

ドラッグストアの食品の品揃えは、どうしてもお菓子や飲料になりがちなのです。今後、ドラッグストアでの食品の取り扱いが課題としては大きなものです。動質問には「清潔であること」が挙げられています。50代女性の重視する点です。売り場だけでなく、トイレなどにも注意が向けられています。




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