従業員のモチベーションを高める社員教育とは？

トップページ ＞ ドラッグストアの業界情報 ＞ 勝ち残るための条件 ＞ 従業員のモチベーションを高める社員教育とは？

従業員のモチベーションが、非常に重要な社会構造です。顧客満足は、従業員のモチベーションを高めて、積極的な活動から生まれます。従業員のやる気は、生産性をも向上させるのです。

 

 

モラル向上のための参画意識、権限委譲

 

中高年の人々は、なじみの店や従業員を持つことを望んでいます。彼らの店舗選定の決定基準は、値段より感情(接客)です。馴染みの従業員の気持ちのいい接客に、シニアはその店を応援するのです。

 

モチベーションを上げるには、３つのポイントがあります。｢企業の運営参画」「権限委譲」「評価とリワード(褒美)」です。

 

�@企業運営への参画

参画意識の高揚には、｢経営情報の共有化｣｢決定への参画」が必要です。提案の採択は、非常に効果的です。ウォルグリーンの従業員提案制度は、６つに分かれています。「コスト削減｣｢生産性向上」「品質向上」「顧客サービス向上」「安全性の向上」です。そして、提案が採用されると褒美が出ます。最高１万ドルです。

 

スポンサーリンク

 

�A権限委譲(エンパワーメント)

サム･ウォルトン氏(ウォルマート創立者）は、哲学を持っています。「Peope Make Differenece(従業員が競合との差別化のカギ」そして、次の信念を持っています。

 

「人は通常現場で発揮している才能よりも高いものをもっている。しかしそれを出し切っている人は少ない」｢誰でもいい仕事をしたい。生きがいを持って働きたい。現場にできる限りの権限を与え、現場の判断でベストなプログラムを作らせ実行させる必要がある」人は任されることで意気に感じます。｢絶対失敗させられない｣という気持ちを持ちます。モチベーションは、自ずと上がるのです。

 

�B公正な評価と処遇

最後のカギは、評価と処遇です。いい仕事は、公正に適正に評価することです。社員は50％以上の時間を会社に使っています。だからこそ、主となるところで仕事に生きがいが必要で、さらに上司、同僚から評価されたいのです。よい仕事への評価が、よい仕事の条件です。

 

 

≪前のページへ　　次のページへ≫