服用状況を改善するために

服用状況を改善するために、何が出来るのか?

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薬を用法用量の通りに服用できない人もいます。高齢者や小児などです。また、一回に飲む薬が多種類だと、高齢者は飲み忘れたり間違えたりしがちです。調剤薬局では、服薬のための様々な支援を行っています。

 

服用状況を改善するために、何が出来るのか?

 

一包化、お薬カレンダーなどの活用

 

薬を服用する上で、高齢者の方々にはいくつか問題が生じます。「薬の種類が多い、時間によって飲む薬が違う」ことが多いので、薬を飲み忘れたり、飲む薬を間違えたりするのです。この問題の解決は「薬の一包化」によって解決できます。時間別に、飲む薬をひとつの袋にまとめておくのです。調剤薬局には一包化できる設備がありますので、一包化の依頼をすれば、そうしてもらえます。

 

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薬が飲みにくい高齢者もいます。嚥下困難(えんげこんなん)といいます。この人たちには、飲みやすい形に変えることもできます。錠剤を小さく粉砕したり、カプセルを散剤(粉剤)や水剤、外用剤にして服用しやすくします。高齢者用のゼリーやとろみをつけた食材と同じ考えで、生まれたものです。

 

調剤報酬には「嚥下困難者用製剤加算」が設定されていますが、これはすべての医薬品が服用しやすくなることを前提にしています。一種類だけ飲みやすくするには、「自家製剤加算」があります。薬局での一包化などの工夫は、医師の了解が必要です。

 

薬の飲み間違いを防止するには、お薬カレンダーが便利です。これは、カレンダーの曜日、日付欄にスペースを作り、飲む薬をあらかじめ入れておくのです。目に付きやすい冷蔵庫、壁に吊っておきます。

 

■高齢者の服薬
高齢者の服薬には様々な問題が生じる。製剤関係では、嚥下障害のために、飲みやすい工夫として、口腔内崩壊錠、ゼリー状製剤などの開発も進んでいる。在宅での飲み残しなども多く、薬剤師が関与すべき服薬上の問題は少なくない。




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