調剤以外にどんな業務を行うか?

薬剤師は、調剤以外にどんな業務を行うか?

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患者がいる時の対応だけが、薬剤師の仕事ではありません。調剤以外の業務も多いのです。薬は次々と開発が進みます。最新の知識を身につけるための研修や勉強会が頻繁に行われています。これらは、薬剤師にとって重要な活動です。

 

薬剤師は、調剤以外にどんな業務を行うか?

 

薬歴・調剤録の整理などを閉局後に行う

 

薬剤師は調剤業務が終われば、薬歴や調剤録、処方せんの整理をします。保管・管理が重要です。調剤報酬請求明細書(レセプト)は定期的に作成します。この業務は、事務担当者でも構いません。在庫管理を行います。調剤薬局は、ありとあらゆる種類の医薬品を、常に必要なだけ適正に在庫して置くことが求められます。医薬品の発注は、午後3時までに行うことが多いようです。

 

患者にとっても待ち時間は少なく、調剤は迅速に行って欲しいと願っています。適正在庫を持つことや、必要な薬の前準備(予製)をしておくことは効率化のため大切です。薬剤師は、常に医薬品の情報収集を怠ってはいけません。患者や医師からの要望に的確に素早く回答できることが、信頼と安心感を与えるのです。学会や、研修会で常に自分自身をスキルアップしておくことは重要なことです。

 

 

■医薬品在庫管理
薬局にとって在庫管理は重要な経営課題。後発医薬品、処方日数の長期化等の影響で、備蓄品目数、廃棄金額等が増加する傾向にある。不足医薬品は、「卸からの緊急取り寄せ」が圧倒的に多く、卸の負担になっている。最近は、バーコードを使った小型発注端末で効果的に発注できるシステムが開発されるなど、この分野でのシステムかも進んでいる。




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