社会保障カードやマイナンバー制度

社会保障カードやマイナンバー制度で医薬分業の概念が変わる

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どこでもMY病院構想によって、医薬分業の概念が変わる可能性をいいました。具体的な例を挙げ、薬局が医療システムの中での位置がどうかを占ってみます。

 

社会保障カードやマイナンバー制度で医薬分業の概念が変わる

 

15年からカード活用が本格化

 

これからは医療に関する情報を個人が持ち歩くことになります。その基本ツールはIC内蔵携帯端末、スマホ,ICカードなどが考えられます。社会保障カード(ICカード)という社会保障分野で使用することが想定されているもので考えます。このカードは、年金手帳、健康保険証、介護保険被保険者証を一つにまとめたものです。これにより行政機関や医療機関、介護サービス事業者、そして本人の事務効率化を目指しています。

 

使用方法は、まず医療機関窓口に行きます。そしてカードから必要情報を読み取ります。もちろん自宅のパソコンでも読み取れます。2014年6月から全国民にカードを配布。2015年1月から運用を開始(可能な範囲で)し広げていきます。この期間に、医療機関情報や調剤情報、お薬手帳、健康診断からの情報を打ち込んでいくのです。完全に稼働すれば、自動的に薬の多重服薬や相互作用がチェックできるようになります。

 

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カルテ情報の閲覧が可能になった

 

今まで薬剤師にはカルテを見ることができませんでした。しかしICカードにより閲覧出来るようになります。調剤薬局の薬剤師には、カルテを読み取る力と患者に適切な服薬や生活の指導をする能力が必要とされるのです。

 

 

社会保障カードに関するタイムスケジュール

 

短期(2010−2011年)

 

○国民ID制度の検討体制を構築方法等制度
○国民ID制度における付番方法等の実現条件を整理するとともに、国民ID制度のあり方を検討する機関を明確化する。
○個人情報保護に関して自己情報を確認できる仕組み等を検討するとともに、監視等を行なう第3者機関のあり方を明確化する。

 

中期(2012−2013年)

 

○国民ID制度や第3者機関等の設置に関する制度設計、関連法令の整備を行なう。
○公的IDカードの整理、合理化を検討する。
○国民ID制度に関するシステム要件の整理を行うとともに、システム設計、構築に着手し、第3者機関の設立準備を開始する。

 

長期(2014−2020年)

 

○国民ID制度のサービスを開始する。
○2020年までに、50%以上の自治体において、条例改正を実施し、公平で利便性が高い、電子行政を実現する。
○内閣官房、関係府庁:国民ID制度運用開始。

 

■社会保障カード
どこでもMY病院構想実現のツールとして有力視されているICカード。本人が服用している薬の情報、過去に処方された情報、医療機関・薬局の受信履歴、既往歴、アレルギー情報、薬剤に対する副作用の情報を管理し、医師や薬剤師に提示することで重複投与の防止やアレルギーへの注意喚起などの医療安全に資する。お薬手帳の電子版と考えられる。




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