ココカラファインの評判

ココカラファイン

このエントリーをはてなブックマークに追加  

ドラッグストアとして合併を繰り返し巨大化した最大手ドラッグストアチェーンです。ドラッグストアとしての規範となるべく準備を進めています。調剤分野にも参加して処方せんの有力受け皿を目指しています。

 

【調剤薬局業界】ココカラファインの評判について

 

業務拡大のために関西ドラッグストアと合併

 

社名の由来は「皆様のココロトカラダを元気にしたい」という願いだそうです。本社:横浜、塚本厚志代表です。2008年に首都圏中心のセイジョーと関西のセガミメディクスの経営統合でスタート、更にアライドハーツと吸収合併で1084店舗となりました。

 

ココカラファインの参加には、セイジョー、セガミメディクス、ライフォート、ジップドックがあり、ドラッグストア中心でした。最近は調剤事業に注力しています。今やこの量部門が事業の中心です。企業理念は「おもてなしナンバーワンの企業になる」ことです。そのため、専門知識を高め、接客にカウンセリングを行い、販売に付加価値をつけてサービスとしての質の高さを誇っています。

 

スポンサーリンク

 

在宅拠点薬局のための36店舗

 

調剤事業の目標は「かかりつけ薬局」を目指しています。調剤薬局、ドラッグ&調剤、医療モールへ積極的に展開しています。調剤薬局89店舗、調剤併設ドラッグストアは120店舗(2011年3月)です。そして在宅拠点薬局は36と積極的に在宅医療に取り組んでいます。

 

同社の2012年3月決算は2567億円(134.4%前年)、調剤薬局部門は270億円です。これは売上比12%、医薬品部門の約30%です。教育研修は「社会で通用する人間の養成」「ヘルス&ビューティを中心とした専門知識の習得」「お客様とのコミュニケーション能力の向上」を育む場の位置づけです。

 

各薬剤師のステージに合わせた研修が受けられるよう「20年キャリアプラン」が作られています。自分の将来像は、自分がどのような目標で何になるかで決まります。スペシャリストコース、カウンセリングコース、マネジメントコースで自分の将来像が見えると思います。薬剤師には、薬局長、トレーナー、ブロック長への研修が組み込まれています。薬剤師は、調剤やOTC薬の販売を通じて薬剤師としてキャリアを積み成長しなければなりません。

 

 

■ドラッグ&調剤
調剤を併設したドラッグストアを指す。日本のドラッグストアは当初、物販だけで調剤機能がなかったが、最近になって調剤室を併設するドラッグストアが増えてきた。専門性の強化や麺分業推進を狙う。

 

■ヘルス&ビューティ
H&BC(ヘルス&ビューティケア)と表現するドラッグストアの核部門。医薬品と化粧品という意味ではなく、「健康と美」を提供する商材とサービスの概念。ドラッグストアの業態特性は「H&BC+コンビニエンス」である。




このエントリーをはてなブックマークに追加