ゴンドラエンドディスプレイで販売力を伸ばす

ゴンドラエンドディスプレイで販売力を伸ばす

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ドラッグストアの大型化の進んでいます。しかし、店全体を回るには、高齢者や忙しい現代人には難しいものがあります。そこでレジ周り、ゴンドラエンドには行き易いのです。小売業は、レジ周り・ゴンドラエンドを重要視しています。

 

ゴンドラエンドディスプレイで販売力を伸ばす

 

ゴンドラエンドには、様々な役割がある

 

ゴンドラエンドは客の通過が多く、常に見られる場所にあるので、通常の棚に比べて5〜10倍売上があるのです。エンドには、いくつもの役割があります。「お客を回遊させるため」「季節祭事や生活提案」「売上アップ」「利益アップ」「商品育成」などです。陳列には、それぞれの役割に沿い、適切に行うことが求められます。

 

@ゴンドラ内の商品と関連性がある商品

エンドの商品とゴンドラ内の商品は、関連していなければなりません。一例ですが、オーラルケアのゴンドラならば、エンドにはオーラルケア関連商品を陳列します。ゴンドラエンドは、その売り場の案内役もかねているのです。

 

悪い例として、エンドのスナック陳列を見て、そのゴンドラのビーフジャーキーをビールのつまみに購入したのです。しかし、それはペット用でした。エンド商品とゴンドラのカテゴリーが違っているとこういった思い込み買いが起こることもあります。

 

A認知度の高い商品

回遊性を高めたい時は、ゴンドラエンドに、よく知られたNB商品を置くといいのです。認知度が低いと、客足はエンドに向かわないのです。PB商品だけでエンドを作成すると、認知度が低いので失敗する確率が高いです。

 

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B使用頻度の高い商品

トイレットペーパー、洗剤、飲料水、スナックなどの使用頻度が高い商品はゴンドラエンドに向いています。回遊している時に、これらは目に入ると衝動買いを起こしやすいのです。ゴンドラの回遊性を高めるためには、お客の目を向かせる商品をエンドに置くといいです。

 

C利益率の高い商品

レジエンドは、利益獲得の場です。利益率の高い商品を置くのです。客の通過が必ずあり、目に付きます。しかも停滞しやすく、衝動買いの確率も高くなります。

 

D季節感のある商品

店の季節感を出すために、レジ前のエンドを活用します。

 

 

什器の役割
商品を見やすく、選びやすく表現するのが什器の最大の役割。什器の選定基準は、商品特性や陳列方法、売り場によって変わる。商品の価値や特性を最大限に生かす什器を選ぶことが大切である。




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