セルフメディケーションとは何か?

セルフメディケーションとは何か?

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セルフメディケーションとは、「健康管理や軽い病気、怪我の手当てを自ら判断して行う自己治療・予防・改善をすることをいいます。「自分の健康は自分で守る。」健康のDIY(Do it yourserf)の考え方です。

 

セルフメディケーションとは何か?

 

セルフメディケーションの促進について

 

日本の国民医療費は、現在34兆円です。2025年には、56兆円に急騰すると予測されています。国民皆保険制度の危機が訪れています。国民生活の質が悪化していくことになるのです。しかし、このような事態を避けるべく、種々の施策がとられています。それだけでなく、セルフメディケーションによって国民の健康生活の質の向上を上げようとしています。

 

なぜなら、医療費を圧迫する生活習慣病や慢性疾患の患者を抑制できるからです。そのために、ドラッグストアはその窓口としての機能と推進をすることが期待されています。米国では医療費高騰抑制のために、セルフメディケーションの啓蒙活動を行いました。歴史は40年近い米国と、日本の考え方は違うでしょう。日本は、中高年者対象のOne size fit all(全員同じやり方)です。

 

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しかし、米国はもっと詳細に分けられます。性別・職業別・年齢別・ライフスタイル別・体調・症状別などです。そして、個人一人ひとりにカスタマイズされています。日本も今後は、セルフメディケーションは多岐にわたることが予測されます。

 

それは、「体の健康分野」「心の健康分野」「居住関連分野」「食生活分野」「運動・レジャー分野」「趣味・教養分野」「衣料関連分野」などです。

 

 

セルフメディケーションとは?
狭義の意味はOTC薬、一般用の検査薬などを用いることだが、サプリメント、健康食品、アロマセラピーなどの使用も補助的なセルフメディケーションといわれる。広義の意味では運動、睡眠、食事も含む。

 

医療費抑制策としてのセルフメディケーション
自己負担増や保険料引き上げなどの医療費抑制策が限界に来ていることから、「病気にならない」「軽いうちに治療する」という方向に転換している。特定検診・特定保健指導、スイッチOTC 薬の推進、薬事法改正などはその一環。




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