薬局・薬店とドラッグストアの違いとは何か?

薬局・薬店とドラッグストアの違いとは何か?

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当サイトでは、「業種」「業態」という擁護が色々な場面で出てきます。「業種点」とか「業態店」といった使われ方がされます。この流通業界で使われる独特の用語について説明します。

 

薬局・薬店とドラッグストアの違いとは何か?

 

業種店が衰退し、業態店が成長している

 

業種店
八尾や、魚屋、自転車や、薬屋のように、一つの生産形態毎に品揃えされている店舗

 

昔の商店街では、この業態店が集まって商店街を形成していました。

 

業態店
取り扱う商品でなく「どのようなサービスを提供するか」で区分される店舗

 

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具体的には、コンビニエンスストア(CVS)、スーパーマーケット(SM)、ホームセンター(HC)、ドラッグストア(D&S)などを指します。生産体系は多くあります。そこから多くの商品を品揃えして(ラインロビング)生活や買い物の基準に応じた品揃えをします。

 

日本の小売店業界は、業種点は衰退して、業態店が成長してきました。生活水準向上によって、車社会が一般的になりました。遠くまで行っても一度で多く買い物を済ます買い置き方に生活が変化しました。そこで、ワンストップショッピングができる大型ショッピングモールなどのニーズが高まったことが要因とされます。

 

業態店も安泰ではありません。業態店も色んな形態に変化します。消費者のニーズが変化し、新しい店舗形態が、出現するのです。例えば、百貨店やスーパーは時代の主流でしたが、今は苦境にたたされています。

 

 

業態店であるドラッグストア

 

ドラッグストアは業種店(薬局・薬店)ではなくて、業態店です。薬だけではなく、「健康とびを軸とした便利な買い物を提供する」というコンセプトなのです。いわゆるHBSヘルス&ビューティケア)です。ドラッグストアも一様ではなく、その立地条件や販売主体の商品の分野で色々な形態があります。

 

 

ラインロビング
これまで取り扱っていなかった商品を加えて、売り場を活性化すること。ドラッグストアは家電小物、食品、文具、軽衣料など、他の業種店や業態店の取扱商品を奪って品揃えを拡大してきた。

 

ワンストップショッピング
1箇所で必要な買い物ができるように品揃えされた機能。業種点は取扱商品が限られているため数箇所の店舗を買い回りする必要がある。




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