見やすく取りやすく商品を陳列するドラッグストア

見やすく取りやすく商品を陳列するドラッグストア

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セルフサービススタイルのドラッグストアが殆どです。そうなると陳列の仕方で、商品の売れ筋が変わってきます。人の目線を意識した陳列が、非常に重要です。

 

見やすく取りやすく商品を陳列するドラッグストア

 

高さの法則について

 

人間の見るという行為について考えて見ます。遠くからものを見るときは、目線より上を見ます。近づいていくと、目線の高さを自然と見ます。そして、手に触れる位置では、手に取れる高さ・つまり目線より下を見る習性があるのです。

 

日本女性の平均身長は160cm、目線は約150cmです。陳列棚では、130cmくらいの位置にある商品が最もとりやすいのです。年齢によっても異なります。シニアは80〜110cm、子供は60〜80cm位が最もいいのです。

 

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  1. トップゾーン:利益は高いが、あまり回転しない商品、季節商品や販促商品の場所
  2. アピールゾーン:目に留まりやすく、訴求したいこれからの育成商品や新製品
  3. ゴールデンゾーン:最も目に留まりやすい、とりやすい場所で利益商品や重点商品の場所
  4. サブ・ゴールデンゾーン:ゴールデンゾーンに準ずる見やすくとりやすい場所。そこにはカテゴリーの全体が分かる代表的ポピュラー商品を置く。
  5. チャイルドゾーン:子供向け商品の場
  6. ボトムゾーン:回転が速い商品や大型商品の場

 

左右の法則について

 

人の見る力を数値で表すと、中央が100として、右は93%、左は72%と大きく差があります。一番売りたい商品は中央、二番目は右側、三番目は左側の順に配置します。2種類の商品を陳列する場合も、この法則で行います。人の90%が、右目が利き目です。

 

従って、自然と右側に目が行くのです。店で注意してみてください。同じ商品でも、右側には大型サイズ、左側には小型サイズが陳列されています。また、PB商品はNB商品の右側に置かれるのです。そのほうが、店にとってメリットがあります。




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